☆矢文.
□疑惑と真実
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サガは自分の誹非を認め謝り、そんな事全然気にしていないアイオロスとレストランディナーを楽しむことになったのだが、席に着いたアイオロスは何だか落ち着かないらしくソワソワしている。
サガは特に気にすることもなくそのまま食事は進んだのだが、意を決したらしいアイオロスはポケットから小さな箱を取り出すと、サガの前に置き中身を見て欲しいと告げる。
蓋を開け中身を確認すると指輪が1つ光っていた。
固まるサガにアイオロスは真っ直ぐに目を見て囁く。
「サガ、私と何時までも一緒に居てほしい 」
と愛の告白。
それに対して嬉しいのだが何処かずれているサガは天然で返す。
「それはシオンと老師ぐらいの日数なのか?」
「うん」
ここで躊躇ったらおかしい方向に話が進むことが分かっている為、サガの性格を良くわかっているアイオロスは即座に返答。
指に嵌めて貰い嬉しいサガは帰宅後、カノンに自慢。
適当にあしらわれるのだがそんな事は気にしないサガだった。
【完】