Milky way

□雨夜に君思う
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寝苦しい夜…
外は雨が降っている。


じめじめした感じが肌にまとわり付く。


今日は寝付きが悪い…





・雨夜に君思う・






暗い部屋…
改めて見回すと寂しくなった。
雨の音が心の奥深くに染み込んでくる。



そっと目を閉じてみる。
真っ暗い世界に写る笑顔。

「カ…ヲル君?」

『やぁ。シンジ君。』

透き通るような声…

「急に寂しくなったんだ…この暗闇に呑まれそうで。」

『そうかい…
僕を必要としてくれて嬉しいよ。
大丈夫。僕はここにいるよ。』

心が温かい。
さっきまであったココロの隙間が埋まっていく気がした。





暖かくて眩しい。
少しずつ目を開けた…


いつの間にか眠ってしまったようだ。
夜とは打って変わって、真っ青な空。



窓を開けて風に吹かれてみる。



まだ温かい。
やっと気がついた…



この気持ちを満たしてくれるのは他の誰でもないカヲル君だけだって…
心のどこかで君を求めてるんだってこと。


僕にはカヲル君が必要だ。
好きなんだ。



今日の空は僕のココロを映したみたいに雲一つない快晴だな…







わり




ついにシンカヲに…
でもシンカヲもいいなってこれを書いていて思いました。

ここ半年で新たな扉がたくさん開いた灰槞なのでした(笑)

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