お話(完結)

□ズルい女
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人はいつもミスをする。


「私って最低だ」
そう言って、自分の心を隠す臆病な彼女。


「今さらどうしようもないよな」
そう言って、諦めきれないくせに自分のプライドを守ろうとする彼。


「俺は何をしている?」
そう言って、傷がどこにあるのかわからない鈍感男。

そして彼らを眺める私。
「ばかじゃないの?」


まったく、恋愛の神様はどこに行ったのだろうか?


《ズルい女》
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