グロッチ・ストーリー〜心の闇物語〜
□ザリガニの性格
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「ハァ。ここ何処よ?」
ザリガニはとある草原を歩いていた。すると、遠くの方に町を発見し、そこに向かって歩き出した。
町に入ったザリガニは町の静けさに驚いた。
「なにここ?町?静かすぎねぇ。」
するとその時、ザリガニの目の前に5人集団の男が現れ、ザリガニを取り囲んだ。
「お前。何者だ。ユウジ族の者か?」
「はぁ?何言っちゃってんの?馬鹿じゃない。しかも、女相手に男5人とは。卑怯ね。」
「ええい。答えろ。どっちの族なんだ?答えないなら、われわれはお前を消すだけだ。」
「…んだと。やれるもんなら、やってみやがれってんだい。」
そう言った瞬間、5人は一斉に魔法を放った。
ザリガニは瞬時にジャンプをし、5人の魔法を避けた。そして、空中から体勢を変え、蹴りを一人に当てた。その後、瞬時に動いて、残りの4人のも素手だけで撃退した。
「ったく、キモいんだから、近寄るんじゃねぇよ。」
そう言い残し、町を捜索し始めた。
そんな時、ザリガニの後ろから物音が聞こえた。すかさず振り返り、剣を抜こうとした。しかし、そこでザリガニが見たものは、よれよれのおじいさんだった。