『緋色の欠片』

□三度目の悲劇
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 守護五家の誕生から、時は流れた。

 当代の守護者達は不仲だった。
 険悪だったと言ってもよい。

 負い目を抱える者。

 死に怯える者。

 仲間を認められぬ者。

 そして、必要とされる贄の儀。

 皆が真実を知るが故に、様々な軋轢が生まれた。



 
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