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□Let's Play?
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「やだ……っユウ……!」
「そういう割には随分と感じちゃってるじゃないですか」
 びくびくと身体を震わせるタイキに対しユウは衣装からはみ出している「彼女」の胸を掴み揉みだす。時折先端を摘んだり潰したりしつつ感触を楽しむように。
「うぅ……はぅ」
 それにも敏感に反応する、というよりも反応してしまうと言った方が正しいタイキはこの慣れない身体を震わせながらどうしたものかと頭を回した。が、中に入っているユウ自身の熱さと太さ、胸への刺激が思考を邪魔する。女の子の身体でするのがこんなに気持ちいいものだなんて、知らなかった。意識するとついユウのものを締め付けてしまいその形がわかりドキドキしてしまう。
 身体を揺らせば中が擦れてまた感じて声が出てしまうし、もうここまで来たら先日のように最後までやってしまいたい……、なんて思ってしまうけれどそんなこと言えるわけがない。タイキは瞳に涙を浮かべながらも縋るようにユウを見る。
「どうしたんですか? タイキさん」
 スカートに手を潜らせ太股を撫でながらもにっこりと笑ったユウが悪魔に見えてきた。
 身体が熱くて、もっと、もっと感じたくて仕方ない。でも自分から求めるなんてそんなこと恥ずかしくて出来ない。出来るわけがない。しかし理性と戦う内に身体が快感を求めて無意識に揺れてしまっている。そんなタイキにユウは目を細めた。



2012.6/26


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