text「小品」

□copy art-nega
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*はじめに*


こちらはマジジャン前提のマジシンです。
お好みでない方は、ご遠慮ください。
なお、花屋は、マジックとジャンの過去が、あってもなくても、どちらでもいいと思っています。理由として、その過去は、現在にあまり影響を及ぼさないのではないかと考えているからです。

過去があったとして、おそらく、パパはシンタローにそれを悟らせるような事はしないと思います。絶対に隠すだろうし、隠し切ってくれると思いたい。
また、シンタローに対して、パパがジャンの面影を追うような事もないと思っています。なぜなら、パパはシンタローを赤ん坊の頃から見ているわけで、そんなガキンチョに振られた男の面影を見るようなことはないかな、と。
少年シンタローに、「あ、似てるかな?」と、ふっと思う事はあるかもしれませんが、その頃にはもうシンタローはシンタローとしての揺るぎない居場所をパパの中に持っているはずなので、今更それをパパは混同などしないと考えています。

したがって、過去があっても無くても、現在には影響しない、というのが、花屋のマジシンです。
今回、ベースとしてマジジャンがありますが、ジャン本人は出てきません。

「もしもシンタローがその過去を知っていたら・・・」というif話です。

そして、伝説の書を花屋はまともに読んだ事はありませんから、今後、マジジャンについて、書く事は多分ありませんし、答えはこの一編に集約されるでしょう。
花屋、最初で最後のマジジャン前提です。
上記ご理解の上、ご覧いただきますよう、よろしくお願いいたします。
また、末筆ではございますが、今回の話を書くにあたり、元ネタを終焉刹氏より拝借いたしました。ここに、感謝を述べるとともに、「氏よ、あの落書き、とっとと形にしてくれたまへ。でないとマジシンにしてしまうで」という私の歪んだ愛のメッセージを送らせていただきます。
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