我等無敵の生徒会!
□一時間目
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――――生徒会室
今、この静かな部屋にいるのは僕だけ。
今日は休日とあって、集まる時間もそれぞれだ。
ガチャ
「ぐっもぉにん!皆のアイドル理人君だぜぃ☆」
あぁ、五月蝿いのが来た・・・。
「なんで来たの。」
「Σ酷ォ!!? てか、他の皆は?」
「白兎と三葉は図書室。
昂はそれを追いかけてったよ。雫はまだ来てない。」
朝から図書室の整理頼まされるなんてね。
てかそれは図書委員会の仕事だよね?
「ふーん、よかった!いつもならさ、」
あ、白兎たち帰ってきた。
「今日はネズミを叩き潰したい気分だ。」
「なんて魔王降臨するしさァ〜
ったく朝から心臓に悪いっつーの!
メッタメタにしてやろうかァアア!!!」
後ろいるから。
三葉さんおどおどしてるし。
「ほう、貴様にそんなことが出来るとはな。」
「あたりまえジャン!オイラ実は激・強いんだからなァ!エッヘン」
僕の記憶じゃぁ、
今まで理人が強いの見たことないけど。
「そうか、なら…
殺ってみるか?」
目がマジだ。
しかも白兎の後ろに般若が見える。
「上等じゃボケェエエ!!どっからでもかかって来いやァアアア!!!」
ご愁傷様。
昂の奴めっちゃ笑顔で合掌してるよ。
「じゃ、遠慮なく」