†Silver soul†

□誰が為に陽は昇る
3ページ/5ページ


しばらくして缶ジュースを持って銀時の所に戻ってきた。

「ほら、これを飲みなんし」

「サンキュ…」


月詠は銀時に缶ジュースを渡し再び隣に座る。
銀時はそれを飲んでいる。


その後少しの間、沈黙が続いたがその沈黙を銀時が破った。


「…なぁ」

「なんじゃ?」

「ちょっと寝ていい?」

「かまわんぞ」

「じゃあお言葉に甘えて…」

いきなり銀時はベンチの上で寝転がり頭を月詠の膝にのせた。
月詠には最初何が起こったのか分からなかった。

「………」

「ふぅ〜」

「………?!
って…何をしてるんじゃぬしは!?///」

「何って…膝枕?」

「そんなことは見れば分かる!
何故少し寝るためにわっちの膝を使う!」

「お前…公園に来てベンチに座ったら膝枕しかねーだろ」

「そんなん知りゃせん!」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ