†Silver soul†
□誰が為に陽は昇る
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「うっ…食い過ぎた…」
「当たり前じゃ…パフェをあれだけ食べて胃もたれせん方がおかしい」
ここはかぶき町の公園、銀時と月詠は先程昼食を取っていたのだが…
「大体ぬしは糖分取りすぎは医者に止められてるじゃろ」
「いいんだよ、もう。取り返しつかねーところまで来てるから今更何やっても変わんねーって」
そう言う銀時にただ月詠は呆れるだけだった。
「とりあえずここで一回休みなんし」
「わ…わりぃな…」
銀時をベンチに座らせ月詠も座る。
「………」
「おい、本当に大丈夫か?」
苦しそうな銀時を見て心配になり、月詠は銀時の背中を摩る。
「…うぅ……」
「何か飲み物を持ってやる」
そう言って月詠は立ち上がり、走って飲み物を買いに行った。