†Silver soul†
□誰が為に陽は昇る
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しばらくして缶ジュースを持って銀時の所に戻ってきた。
「ほら、これを飲みなんし」
「サンキュ…」
月詠は銀時に缶ジュースを渡し再び隣に座る。
銀時はそれを飲んでいる。
その後少しの間、沈黙が続いたがその沈黙を銀時が破った。
「…なぁ」
「なんじゃ?」
「ちょっと寝ていい?」
「かまわんぞ」
「じゃあお言葉に甘えて…」
いきなり銀時はベンチの上で寝転がり頭を月詠の膝にのせた。
月詠には最初何が起こったのか分からなかった。
「………」
「ふぅ〜」
「………?!
って…何をしてるんじゃぬしは!?///」
「何って…膝枕?」
「そんなことは見れば分かる!
何故少し寝るためにわっちの膝を使う!」
「お前…公園に来てベンチに座ったら膝枕しかねーだろ」
「そんなん知りゃせん!」