夢想恋華

□優しい風
1ページ/3ページ





あの日から、アイツの夢を一切見なくなった。



代わりに見るのは、助けを求める……たくさんの声。

その声のどれもがどこかで聞いた事があるような…そんな声だった。



誰、だっけ?


昔もこんな夢を見た気がするのに、思い出せない。



ううん、思い出したくない…。




もう嫌だ。嫌なんだ。




もう、―――が―――夢なんて、見たくないんだ…。





*優しい風*



 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ