夢想恋華
□もう一つの夢
1ページ/2ページ
『…ひばり、』
伸ばされた手を取り、赤い唇にキスを落とす
キスは次第に深いものになっていき、息の上がってきた彼の服を器用に脱がしていった。
現れた白い肌に、僕は感嘆の声をあげた。
『ん……あんま、見んな』
『だって、綺麗だから』
『………ばか』
この綺麗な身体を、僕で汚したい。
鎖骨に、胸元に……彼の身体が僕の所有印でうめつくされていく。
『はぁ……はんっ……ひばり、もっと…』
触って…?
その言葉でリミッターが外れたように、彼を組み敷いた。
そこで……
ジリリリリリ―――
僕は目を覚ました。
「最悪っ…」
*もう一つの夢*