企画小説
□恋を終わらせる方法
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俺の知っている獄寺隼人という人物は、ツナの前ではとにかく忠犬のように尻尾を振り
満面の笑顔を向ける
ツナ以外には基本的に興味はなく、敵意を剥き出しにする
特に俺は、何故か勝手にライバル視されてるみたいだ
でも、世界の不思議が大好きで、その手の話題になると子供のように目をキラキラと輝かせる
そんな風にコロコロと変わる獄寺の表情が好きだった
その一つ一つが、俺の物になればいいのに…
そう、願わずにはいられなかった…――
*恋を終わらせる方法*