魂の大乱闘
□フィギュア界への招待状
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夜のイギリス
俺たちは鬼神の卵と化した魂を持つものを追っている途中だった
しかし、驚くべきことが目の前でおこっていた
鬼神の卵と化した魂を持つものがいたのは勿論、ある男が応戦していたのだ
どこかの隊員だろうか
そんな雰囲気を漂わせる茶髪の男が銃で対抗していた
しかもあの銃さばき…
ただ者ではないな
だからと言って、ソイツが圧勝というわけでもなかった
「よし、いくぞ!リズ!パティ!」
「おう!」
「ほーい!」
さらに近づき、ヤツの背後へと迫った
「鬼神の卵と化した魂をもつ者!お前の魂、回収させてもらう!」
「ああ?オレのタまシイを…?
奪エるもんナら奪ってみロや!」
よし、注意はこちらに向いた
あとは銃を撃ち込むだけ!
「これで決める!」
銃を何発か連射し、鬼神の卵と化した魂をもつ者の魂を回収した
「おつかれ、キッド」
「これでお家に帰れるね!」
「………」
さっきの男は唖然としていた
無理もないか、銃が人間になったのだからな
「大丈夫だったか?」
手を差し出すとハッとしたようにこの手をとった