03/08の日記

00:59
透明な手袋。
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母と食事に行きました。
小さな中華料理店。
ランチの時間は忙しそう。
ガラスの向こうの厨房では、せっせと春巻きを巻いてるお姉さんやら、鍋を振ってるおじさんやら。
人件費の問題なのか、ホールスタッフはいませんでした。
案内も注文も配膳も、厨房スタッフが兼任。
おそらくは若手の仕事なのでしょう。
それはもう動いておられましてね。
込み合ってるのに料理が来るのも遅くはなく。
頑張ってるなぁ、大変だろうなぁ、と思っているところに主菜を運んできてくれたのは、さっきまで春巻き巻いてたお姉さん。
お待たせしましたー、とニコニコ笑顔で料理を並べる手には、片方だけ透明のビニール手袋。

…………小指。驚くほど血まみれなんですけど?

手袋してるから、まあ衛生面はいいとして。
精神衛生上、大変によろしくないですよ!?
料理運ぶの後でいいから、まずは手当てしなよ!
心配になっちゃうよ!
あと、私は平気な人だからいいけど、母が気付いてたらごはん食べられなくなるよ!
血がダメな人だから!

何なんでしょうねー。
日本人の……こう……多少の苦難は乗り越える美学!みたいな。
甘えないプロ根性!みたいな!

うん……分かるわぁ……

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