04/09の日記

17:22
お雛様シンアス+マユとチョコシンアスでお花見
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「お兄ちゃん、こっちこっち!」
「満開だな」

「ほら、アスラン、見て、桜だよ」
「綺麗だね〜」

「アスランさんとシンさんも、こっち!」

「シンさんって呼ばれるのは、変な感じがします」
「まぁ、いいじゃないか」
「今日はあなた、普通の服装なんですね」
「女装して花見をするのは抵抗があるからな。……あっちのアスランは、桜色の着物、か」
「あれって、女装ですよね」
「常に女物を着せられているな」

「はい、アスラン、シートの上に降りてね」
「桜、綺麗、きれーい!…!?ぷぎゃっ!」

「ぷぎゃって何!?どうした、アスラン!?あ、桜の花びらが顔にはりついてる!」
「わぷぷぷ。シン〜助けて〜」
「頭を、ぷるぷるって振ってごらん」
「……あ、取れた。取れたよ、シン」
「よかったな」
「うん!」

「アスランひどーい。私よりお兄ちゃんを頼るなんて」
「え。マユちゃん、怒った?ごめんね」
「アスランの、とびっきりかわいい姿を見せてくれたら、許してあげる!アスランこれ持って!」
「いちご?」
「うん。お弁当のデザートのいちご」
「持てばいいの?」
「そう!持って!」
「こう?」

「「「「かわいい〜」」」」

「すっごくいい感じ。アスラン、ぱくって、食べてみて!」
「えっ。妖精は、いちごを食べるとちょっと問題があるんだよ。……でも、マユちゃんの頼みだから……食べる!」

「アスラン、問題ってなに?大丈夫なの?」
「アスラン!?顔が赤いけど、大丈夫か?」

「……アチュ、あちゅい」

「「「「…………え?」」」」

「アチュ、あちゅい、脱ぐ」
「はぁぁ!?脱いじゃダメだよ!アスラン!」
「脱いじゃダメよ!肌を見せちゃったら、お兄ちゃんの妄想が具体的になってエスカレートしちゃうよ!」
「何の心配をしてるんだよ、マユ!」

「脱いだら、ダメだよ、アスラン。俺の縮小版の君に脱がれてしまうと、俺はいたたまれない」
「ふみゅー?じゃ、脱がな〜い」
「脱がないと言われると、少し残念です」
「バカなこと言うな、シン。……アスランは、酔ってるな?」
「完全に酔ってますね。いちごで酔うんですねぇ……」

「シン〜シン〜シン〜」
「ここにいるよ、アスラン」
「えへ、シンいた〜。シン〜、しゅき」
「え」
「だ〜いしゅき、だよぉ」
「ア、アスラン……!」
「お兄ちゃんずるい!私も大好きって言われたい!アスラン、私のことは!?……あ」

「「「「寝ちゃった……」」」」

「気持ちよさそうに寝てるなぁ。……俺も寝よう」
「アスランさん?うわ、寝つきいいなぁ。寝ちゃった」

「アスランもアスランさんも寝ちゃったね、お兄ちゃん」
「寝ちゃったな」

「「「寝顔もいい……!」」」

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