BL

□好きだよ
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『ねぇ?綱吉くん?』



「…」




『つーなーよーしーくん?』




「あ、ごめん。何?骸。」




『最近…元気ありませんねぇ?大丈夫ですか?』




と言って骸は俺のおでこに手をあててくる。




「やっ!やめろよ骸!」



違うっ!こんなこと言いたいんじゃないのに!



『あ…ごめんなさい・・・綱吉くん。』




といった同時に早歩きになる。その声はいつもの骸の声と違う気がした。



「む・・・・・・むくろ?」




『なんですか…?』



「ご…ごめん。いやなわけじゃなく・・・・



ぎゅっ


そういうと骸は振り返って俺のことを抱きしめた。




「骸っ!?」



『ごめんなさい…綱吉くん…』




「な…なんで謝るんだよっ!」




『僕は貴方のことが好き。もう…抑えられないくらいに。』





「む…くろっ…」





『いやならいやと言ってください…ただ僕はこの想いをつたえたかっただけなので……』



骸の抱きしめる力が弱まる。



「骸…俺も骸のことが好き。」


少し強い口調で言ってみる


『本当ですかっ!』



骸は本気で喜んでいるみたいだ。




俺は照れくさそうにうなずく。



骸は俺がうなずいたと同時に抱きしめキスを落とす



骸の腕の中はすごくあたたかかった。














…骸が好きって言ってくれたこと。すごくうれしいけど。




1つだけ後悔している。




自分から骸が好きだって言えなかったこと。




だからこれからいっぱい言うね!





   



    「俺、骸が好きだよ」























〜次、あとがき反省★〜
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