小説
□夏の風
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ヒカリ!
青い目は見開き
いつになく叫ぶ
もう、1人にしないで
泣きそうな声
かみしめる唇
雑踏の中
少女は微笑む
雑踏の中
だいじょうぶよ
テイルモン
わたしはどこにもいかないわ
雑踏の中
どこかに行ってしまいそうで怖かった
大切な存在を
失いたくなかった
もう二度と
失いたくなかった
雑踏を抜けて
展望台に立つ
涼しい風
少女は微笑む
だいすきだよ
テイルモン
風がやんだ
それはもう
終わりを告げていた
来年
また会いましょう
*あとがき
ヒカリを交えたウィザテイルでした。
ポエムを目指しましたが、もうなんだかよくわからないですね。
すみません。
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