りゅき☆すた

□第6話 絶対火力
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−ドン!ドン!ドン!−



暗い路地裏から、銃声が三発聞こえる。


散らばっている割れたガラスには、機械的な姿をしたライダーと、シマウマ型のモンスターが戦う様子が映っていた。



ライダーは巧みな格闘と銃撃でモンスターを追い詰めていく。



「…………」



−ドン!ドン!ドン!−



正確無比な射撃をモンスターに向けて放つ。
それらの弾丸は全弾命中するかのように思えた。




−シュルルルルルル!−



だが、弾丸がモンスターに命中する直前、モンスターは自分の体をバネのように伸ばすと、それで衝撃を緩和し、そのままその場から消えてしまった。




「……………」



ライダーは無言で銃を下ろし、戦闘体勢を解く。


一人残された路地裏には、頭部に付いた歯車のキチキチと回る音だけが響いていた。






りゅき☆すた
第6話 絶対火力










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