りゅき☆すた

□第5話 代償
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シザースの事件から数日、そして、入学式が明日に迫ったこの日。
シンジ、こなた、かがみの三名は、車に乗り移動中。その理由は…、






「従姉妹が来る?こなたちゃんの?」



時間は数時間前にさかのぼる。



こなたが言うには、この春から、こなたの従姉妹にあたる子とその友達が、揃って稜桜に入学するらしい。今日はその子達を、駅まで迎えに行くとの事だった。



「うん、そうなんだ〜♪まるで妹みたいで、すっごくかわいいんだよ〜♪」


その従姉妹と仲が良いのか、こなたが嬉しそうにその事を語る。



「ふ〜ん。でもあんたと比べると、どっちが妹だか分かんないんじゃない?」



かがみが少し意地悪な笑みを浮かべながら言う。
確かに、こなた程身長が低ければ、大抵の人はこなたを妹と見るだろう。だが、



「いや〜、てゆうか色んな意味で妹っぽいし…」



「(どんだけ小っさいの!?)」



従姉妹の身長は、こなたよりも低いようだった。







りゅき☆すた
第5話 代償









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