C型肝炎
全身倦怠、食欲がない、濃い色の尿が出る、発熱、黄疸（体や白目が黄色っぽくなる）の症状。
性行為による感染の可能性はあるが、感染率は低いといわれている。
症状が軽いが、感染者の７割は慢性化し、肝硬変から肝臓がんに進む可能性が高く、
肝臓がんによる死亡の8割がＣ型肝炎をともなっているといわれています。
性行為による感染はまれですが、ァナルセﾂクスや生理中の性行為など、
出血と粘膜の損傷をともなう性行為は、感染の危険性が高いと考えられます。
C型肝炎に感染すると、以下のような症状が見られます。
・潜伏期間
個人差があり、症状が出るまで約2週間～3ヵ月程。
C型肝炎ウイルスの抗体ができるまでの期間は1～3ヵ月とされています。
・発症
主な症状
全身倦怠（だるさ）、食欲がない、濃い色の尿が出る、発熱、黄疸（体や白目が黄色っぽくなる）など
急性のC型肝炎で、上記の自覚症状の出る人は20～30％。
一般的に、A型肝炎やB型肝炎に比べて症状は軽く、自覚症状の現れない人も多い。
・治る
治療を行い、慢性化や劇症化（肝臓の炎症が非常に強くなり、肝細胞のほとんどが死んでしまう）しなければ治ります。
ただし、C型肝炎の特徴は慢性化することで、初感染例のうち約62～77％が慢性化すると考えられています。
大体の治療費用
診察料：3,000～5,000円
検査代：3,500円
（上記は、健康保険適用でない場合のおよその金額です。健康保険適用の場合は上記金額の3割負担となります。
保険適用されるか否かについては、病院の治療方針などによって違いますので、まずは病院に相談しましょう。）
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