裁きの翼
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「AKUMAだ!!」
神田の声に、カイの体は素早く反応した。
伸ばしていた手を止めると一瞬のうちに翼を消し、地面へと降り立つ。否、落ちて行く。
落ちた反動のまま地面へと、自らの影へと手を伸ばした。
その一見無防備とも言えるカイの背後には一体のAKUMAが。
「危ない!!」
ギルが叫ぶ。
けれどもその声に慌てる事もなく、カイは放った。
「死神鎌(デスサイズ)」
ザンッッ
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