世界の物語

□第11話「謎のエネルギー」
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リフィルが言うには彼女の村、ナパージュ村は元々マナの恵みが少ない村だったのだが、ある日【ラルヴァ】という謎のエネルギーが導入された。
強力なエネルギーで、マナが少なかったナパージュ村の人々はすぐに受け入れ、村も豊かにはなった。

しかし、得体の知れない謎のエネルギー。

リフィルは村人達に安全を確認してからの使用を訴えたが聞く耳を持たれず、独自に研究をしようにも邪魔ばかりが入って出来なかった。

村を飛び出して調査をしていた所、ガイとティアに出会い、バンエルティア号に来たのだという。





チャット「―で、ここでその【ラルヴァ】とかいうエネルギーの研究をするかわりにギルドで働く…ですか?」

リフィル「ええ、その通りよ」


一通りの説明を聞いてチャットはリフィルを見て手を差し出した。


チャット「構いませんよ、ギルドの仕事をちゃんとして下さるなら」

リフィル「ありがとう、私と一緒に来てくれている私の教え子達は元々ギルドに所属していたの、期待に応えることはできるはずよ」

チャット「それは頼もしいですね!……で?」

ジェイド「なんでしょう?そんな怖い顔なさって」



リフィルの横に立っている男にチャットは睨みあげる。

静かに話を聞いていたリィアナが椅子から立ち上がり三人の側へ。



リィアナ「チャットはなんでガイとティアを勝手に外出させたのかを知りたいんだよ」

ジェイド「ああ、それですか。声に出してもらわないとわからなくて。リィアナ助かりました」


リィアナ「!」



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