世界の物語
□第12話「呼ぶ声」
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ロイド「俺はロイド・アーヴィング、よろしく」
コレット「私はコレット・ブルーネルっていいます、よろしくねリィアナ」
あの騒ぎを聞き付け部屋から出てきた少年と少女、ロイドとコレット。
ちなみにゼロスはガイ、ルーク、リッド達に強制連行された。
それでもリィアナにはまだ彼らがゼロスを殴って連れていった理由がわからないままだが。
ロイド「びっくりしただろ?ゼロスの奴って女の子に目がない奴でさ」
頭を掻きながら笑う少年。
金髪の長い髪を揺らし、コレットはくすくすと小さく微笑む。
コレット「フフッ…あ、私達はリフィル先生の生徒で護衛兼助手としてついてきたんだ」
リィアナ「助手?」
こくりと頷くコレット。
コレット「だって大事な世界樹から生み出されるマナが問題になっているんでしょ?」
リィアナ「減少傾向だって言ってた」
コレット「うん、そんなの放っておけないもんね」
ふわりと微笑む少女。
交代にロイドが話を始めてリィアナは顔をそちらに向ける。
ロイド「俺は先生やコレットが心配で一緒について来たつもりだったんだけど…しくじったなぁ〜」
どこか疲れた顔を見せる少年は頭に手を置いて、ため息一つ。
ロイド「先生ずーっと俺に勉強させようとするんだぜ?参るよ…」
と、更に深いため息。