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□第8章〜夜行〜
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二人が同時に訪ねた




「先におまえが名乗れ!」




人影がケントにそう言った




『僕の名はケント。夜行に用がある。』




「夜行にだと?」




『それより君は誰だ?』




「おれの名前は行正(ゆきまさ)。夜行の構成員だ。」




『あなたが夜行の人ですか?』




「そうだ。夜行には何の用だ?」




『裏会からの紹介で来た。』




「裏会からの紹介か。来い頭領に会わせてやる。」




『助かります。』




ケントは指輪に竜太刀を入れた




林の中を歩き、20分くらい歩いた所に宿のような家があった




キィィ




「頭領今戻りました。」




行正が話しかけた人物は窓の方からこちらを向いた




「お帰り行正。後ろの子は?」




優しそうな声で話をする人はおでこに傷があった
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