ーBOOKー

□★さっちゃん
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『さっちゃんはね、さちこってゆーんだほんとはね。だけどちっちゃいからじぶんのことさっちゃんって呼ぶんだよ。おかしいね、さっちゃん。』



さて、この歌は、皆さんご存知【さっちゃん】です。


この歌は3番までの歌として知られていますが実は4番があるのです。






その歌詞は…『さっちゃんはね、ふみきりで足をなくしたよ。だからおまえの足をもらいにいくよ。今夜だよ、さっちゃん。』というものです。



これは、北海道の室蘭という所で本当に起こった事件をもとにした歌だそうです。



その事件とは、とても寒く雪の降る夜におこりました。



下校中の●谷佐知子ちゃん(14歳)はふみきりで遮断機が降りてきたので急いでわたりきろうと思い走りました。



しかし、雪で線路の溝が隠れていたため足が溝にはまり、足をくじいてしまいました。



彼女は必死で逃げようとしましたがよけきれず電車に引かれてしまいました。



体は胴のあたりでちょうどきれいに真っ二つになり普通なら即死でした。



しかしあまりの寒さで血管が一時的に固まったため、即死ではなく、数分だけ苦しみながら生き続けることができました。



彼女は腕を立ててはうようにふみきりの外にでました。



意識が無くなっていくなかで最後まで苦しんで彼女は息をひきとりました。



そして彼女は死ぬ寸前までばらばらになった自分の下半身を探していたそうです。



そして数年がたちました。


当時のクラスメートの男子があの歌をおもしろがって作りました。



女子はすごく怒ってやめさせましたが、男子はそれを聞かず、歌をどんどんひろめました。



しかしその3日後男子2人は、足のない死体となって発見されました…。



さて、あなたもこの話を読んだからにはただではすみません。



3日以内に佐知子さんが現れるかもしれません。



その時は気をつけて下さい…。



あなたの足が無事でありますように……。









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