ポケモン伝説
□第三部
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第33話『時を越え、新たなる幕開け。セレビィを探せ!』
真っ暗な闇。夜とも違い、自分の存在だけが見える。
サトシ「オレ……何をしていたんだっけ。」
なんだか記憶がぼんやりしている。スライドショーを見るように、その記憶を見直していく。
周りは暗く、目の前の映像を見る様は、まるで映画館にいるようだ。
ピカチュウと出会い
マサラタウンを旅だって
みんなと出会い
傷つき、別れ、また出会い
それを繰り返して思い出を積み重ねていった。
サトシ「あ、あれ………?」
その映像を見て、気づけば涙が出ていた。
ブツンと映像が途絶える。