ポケモン伝説
□ポケットモンスター伝説(第一部)
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第五話『月明かりの街の下で…』
※
「フシギダネ!つるのむち!!!」
フシギダネ『ダネ!!』
(バチィーン!)
強力な一撃は急所に当たり、相手ポケモンはその巨体を沈めた
審判『ガルーラ戦闘不能!!フシギダネの勝利!!』
サトシ「よし!良くやったぞフシギダネ!!!」
『ダネフシャ!』
3回戦も、フシギダネでなんなく勝利するサトシ。
こうして、サトシのレジェンドカップ初日のプログラムは全て終了した。
その夜、サトシが明日の試合に備えて作戦を練っていたころ…。
とある街のビルの上。闇に溶けるかのように、なにかの影の姿があった。
その影は全身をマントで羽織っている。
風が吹き、頭のフードが取れ影の姿が月明かりに照らされた
ミュウツーは、なにか得体の知れない予感を感じていた。
ミュウツー《……何かが起きようとしている…》
はっきりとはわからない、だが何かが起きようとしている
(…ミュウ……お前も私と同じ力を感じ取っているのだろうか……)
ヒュウゥゥゥ・・・・。
冷たい風が吹いている。そんな中、月の明かりはミュウツーを照らし続けた。