夢に楽土求めたり
ようこそ…夢を求めるさ迷い人の方々…。
ここでは「夢」を魅せてくれる楽土が、貴女方の訪れを待っています。
さぁ…どうぞ…ごゆっくりと…。
1つ1つに、足を踏み入れて見るも良いでしょう。
気になられた楽土があるならば、そちらへ参られるも良いでしょう。
…心の準備?必要ありません。
どうぞ、足が向くまま気の向くままに…夢の楽土へと…向かわれて下さいませ……。
おやおや?もう、楽土への旅は宜しいのですか?
…はぁ、左様ですか…。
それはとても寂しい事ですが、そちらにもご予定と言うものはあるもの。
無理に…とは引き止めません。
ただ…もし…もしですよ?
貴女さえ構わなければ、私と約束をしてくださいませ。
「また訪ねに来る」と…。
…ええ、ええ。貴女が夢の楽土を求めているとき、いつでも構いません。
私はただひたすらに…ここで長々と…しずしずと…貴女の…貴女方の訪れを待っておりますから…。ではまた…。