魔法の部屋
□悪の華〜Purple Rose〜
1ページ/11ページ
いつから間違っていたのだろう。俺は、どこから道を違えたのだろう。
「ちくしょう!!」
拳が牢獄の石壁を叩いた。その拳には血が滲んでいたが、彼は気に留めていないようだ。
「ちくしょう!! ちくしょう!! ちくしょう!! ちくしょう!! ちくしょう!! ちくしょう!!」
罵声とともに拳を壁に叩き付ける。そのたびに金色の髪が揺れる。
「・・・おのれぇっ!」
紫色の瞳が怒りと悔しさに燃え上がった。
「おのれ、アルバス・ダンブルドアーーーッ!!」