ss

□姉と弟、姉弟愛
1ページ/1ページ



バトルオブフェアリーテイルが終わり、収穫祭は1日延期

「俺はただ…このギルドを強くしたかったんだ」

ジジイに会いに行く前

俺はアイツに会った

「…ラクサス」

「姉貴…」

太股には俺が付けた傷に痛々しく包帯が巻かれている

跡は、残るだろうか

「大丈夫。ポーリュシカに聞いたら、跡は残らないって」

俺の視線で気付いたんだろ

姉貴は太股の包帯を撫でて言った

「…そうか」

ほっとして気を抜いた

「行くの?」

悲しげな表情をして問う姉貴

「あぁ、ジジイに話付けにな」

そう言うと姉貴はそう…。と言って俺から顔を背けた

何だかんだでこんな俺を心配してやがる





「お前は破門じゃ」

ジジイの口から聞こえたのは破門の二文字

「………っ!!」

「………」

「じっちゃん!!」

俺と一緒にジジイの所に来た姉貴

姉貴は多分…俺が言うのはなんだが納得がいかないんだろう

俺はこれくらい覚悟してた

あれだけの事をしたんだ

当然の報いなんだ

「それでも…!」

「いいんだ」

「ラクサス…」

「ありがとう…姉ちゃん」



あとがき
夢主にラクサスの事を姉ちゃんと呼ばせたかった件
マスターの事をじーじと呼ぶなら夢主の事をねーねとも呼ばせてみたかった←
夢なのに変換ねーじゃんっ!!



.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ