僕ハ君ノ召使
□第五章
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リンが行きたいと言っていたのは緑の国だった。
そこは地位など関係なく民も王族もお互いが支え合って暮らしていた。
国の雰囲気も僕達の国とは正反対と言ってもいいだろう。
城下町は活気に満ち溢れており、誰一人として笑顔を絶やさなかった。
ドンッ
『あ、すみません!大丈夫ですか?』
「えぇ、ありがとう♪」
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