僕ハ君ノ召使

□第一章
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「レンー!みてみて!!」




眩しいほどの笑顔を見せながら走ってくるのは僕の双子の姉、『リン』
彼女は時期女王としてみんなから愛されている。
勿論僕にとっても彼女は掛け替えのない存在だった。





『リンそんなにはしゃいでたら転ぶよ?』





茶化すように注意すると「転ばないもん!!」と頬を膨らませてむくれる彼女。



何の問題もない平和な一時。
僕は少しでも長く続くように祈りたかった。




でも、現実はとても残酷で……。




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