暁の夢

□永遠の想い
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『ねぇ、ツーくんツーくん』


「やめろよ、その呼び方…。普通に呼んでよ。」


『いーじゃん別に。かわいいんだからさ。』


「そういう問題じゃないよー…。意外に恥ずかしいの、わかってないだろ??」


『うん。かわいい。』


「はぁ──……」


出た!!ツーくんの溜め息!!


もはや、KING OF 溜め息 だね。


マフィアのボスより合ってるんじゃないかってくらい。


溜め息ばっかついてるからいっつもいっつも嫌なことばっかり起こるんだよ。



「で、なに??」


『え??』


「え??って…自分が呼んだんだろ??」


『あー…ちょっと呼んでみたかっただけ。ヒマだったし。』


「なんだそれー!?」


そう、今はツナの部屋にいるわけでして。


ママンはランボくんとイーピンちゃんを引き連れて買い物、ビアンキとフゥ太は最近家にいないらしい。


そう、つまり今は二人きりなわけで。








でも。









ツナは、だんまりを決め込んで。








しゃべるわけでもなく、ホントなにするんでもなく、ひたすらに無言な時間が過ぎてゆく。


だからちょっとかまってほしくて呼んだだけなの。







別にしたいことがあるわけじゃないけど。


一緒にいれるだけでもいいんだけど。


どうせなら何かしゃべろうよ??
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