02/11の日記

15:52
かなり前の風邪ネタなぎひこバージョン
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「はぁ・・、あっつ・・・」
 
 
 
そう言って僕は寝返りをうった。
 
 
体中がだるく、熱い。
 
 
風邪なんて何年振りだろう、と思いつつ
 
 
腕を目の上に乗せた。
 
 
 
『だから言ったじゃないか。
 “うつる”って』
 
 
「みなみ・・・」
 
 
 
いつの間にか立っていたみなみに、
 
 
思わず反応してそっちを向いた。
 
 
うわぁ・・、視界がぼやけてる・・・ι
 
 
 
『・・・誘ってんの?』
 
 
「えー・・・?
 そう見える・・・?」
 
 
『って言うかなぎひこ、ホントに男?ι』
 
 
「ひっどいなぁ・・・」
 
 
『冗談』
 
 
 
そう言ったみなみに苦笑を浮かべる。
 
 
と、僕の額にみなみは手を置いた。
 
 
 
「あー・・、気持ちいい・・・」
 
 
『それはよかった』
 
 
「みなみが冷え症でよかった・・・」
 
 
『それ、ケンカ売ってる?』
 
 
「別に・・・」
 
 
 
はぁー・・、と息をついて軽く呼吸を整える。
 
 
それと同時に、みなみがどこかへ行こうとした。
 
 
  ぱしっ
 
 
 
『!』
 
 
「・・・行かないで」
 
 
『・・・・・・。
 イキナリどうしたの?
 熱のせいで何も考えられない?』
 
 
「そんなんじゃない・・・。
 けど・・、一人は嫌だ・・・」
 
 
『・・・・・・』
 
 
 
あ、みなみが困ってる・・・。
 
 
でも、キャラじゃないけど・・・。
 
 
今は一人になりたくない・・・。
 
 
 
『・・・いいよ。
 僕が風邪ひいた時だって一緒に居てくれたんだ。
 僕も居るよ』
 
 
「・・・!」
 
 
『ただし』
 
 
「?」
 
 
『今からご飯作ってくるから
 それまで動かず待ってる事。
 いいね?』
 
 
「・・・分かった」
 
 
『よし。
 じゃあ、作ってくるから』
 
 
 
そう言って僕の髪を軽く乱して部屋を出て行ったみなみ。
 
 
その冷たさに安心して、僕は意識を手放した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
―――あとがき―――
 
 
はい。
 
かなり遅れましたがエンブリオTの「風邪」翌日です。
 
なぎひこにみなみの風邪がうつった話でした。
 
 
え?
 
分かりにくい?
 
 
そこは見逃してください☆ *オイ
 
ってなわけで、今回は以上ですv
 
ここまで見てくださってありがとうございました!
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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