Short story

□後悔
6ページ/9ページ


月の目を見る。
一見分からないが、じっと見ると何か企んでいるような…

ふと月の手の方を見やると、

「………!…離れろーーッ」

ドゴォ

「ブゴバァァァア」

私もつられないように吹っ飛ばした月の手から吹っ飛んだもの。それは……

「…録音テープ」
「あっ、バレた!」
「バレたじゃねぇだろぉが!何の為に使おうとしてやがったんだ?」
「(竜崎の口調が違う…)竜崎が僕の事好きって言うトコ録音しようと思って…」テヘッ★
「イラッ……で?」
「で?…って?」
「その録音したものをどうしようとしたんです?」
「ケータイの着信音とか……あと独りで寂しいときにコレ聞いて抜こうと思っ「チャキン 夜神月最後に言い残すことはありますかそうですかありませんかではさようなら」えっ、ちょっ、竜崎!バズーカ砲はまずいって…」

バシュゥゥウ

「ゴフゥゥァァァア」ガクッ

.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ