Long story

□僕はこの夏恋をした4
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「(何言ってるんだ僕は!こんな事言ったら竜崎に嫌われるだけじゃないか!…ん?嫌われる?僕は竜崎に嫌われたくないのか?何で?どうして?そう言えばさっきから僕変だし、竜崎の事見るとドキドキするし、手だってまだ熱いし、どうしたんだ僕は?僕は病気なのか?そんなバカな!!僕が病気のハズがないじゃないか!いや、でもこの動悸は病気でしかない。後で病院に行かなくては…。それより竜崎、さっきの僕の発言に怒ってるのか?どうなんだ?謝った方が良いのか?一応謝った方が良いのか?悪いのは僕だしな…謝るか?よし、損はないし謝ろう!!)」ここまでコンマ0,2秒

「竜ざ「出来ますよ、一応。私だって人間ですし。それによく言われることですから、気にしなくていいですよ」

その時優しく吹いた風と、空から降り注ぐ光に包まれながらフワリと笑う竜崎を見て、とても綺麗だと思った。そしてやっと病気の原因が分かった。

「(あぁ、分かった。この病気は、)」





―――恋の病だ―――


→アトガキ
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