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□つつ
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夜中の2時に人は死ぬ
涙も流さずただ独り
それは哀しいことでしょうか
私は憧れることですが
もしも叶うなら何度でも代わりましょう
何度も消えられる喜びを
体いっぱいに受け止める
私しかいないこの部屋で
誰にも気づかれず果てましょう
そのたびなんどでも泣きましょう
嬉しさか悲しみか発狂か
首を振って拒否しても
心の底では望んでる
もう人生なんていらないの
生まれ変わりさえ恐ろしく
頭を抱えて跪く
神など信じぬ私には
誰への懺悔もいたしません
涙は溢れぬ溢れてくる
滲む地面に影一つ
それは一生私だけ
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