リクエスト小説
□★闇の中の悩める光 続編
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「…私に…、出来るのだろうか…不安なのだ。
その…////、上手くいかなくて、そなたを失望させたくはないし、…それに…////」
「…何だ…?」
恥ずかしそうに言い淀むジュリアスを、愛しそうに抱き締める。
「……////関係を持った事で、私の中で何かが変わりそうなのが……怖いのだ…」
「………どういう事だ」
「////っ。……今でさえ、自分を抑えるのに苦労しているというのをに……。
これ以上、そなたの事を心が求めてしまうのが…わかる……んんっ?!////」
ジュリアスの言葉に堪らなくなったクラヴィスは、まだ言い終えぬ彼の唇を塞いだ。
「ん…////……ふ…んんっ…」
ジュリアスはクラヴィスに抵抗は一切せずに、身を任せている。
……覚悟は出来ているのだろう。
クラヴィス首に腕を絡め、キスに応じている。
唇を離すと、今度は耳たぶを食み、首筋へと舌を這わせてゆく。
「ん……////」
時折、きつく吸い上げる度にジュリアスから甘い息が洩れるのが堪らなく可愛らしく、クラヴィスを煽る。
鎖骨の辺りまで降りてくると、クラヴィスの手がバスローブを脱がしにかかった。
「っ////…クラヴィス…?」
「………いいから、大人しくしていろ…」
「…何…で、私だけが…脱ぐ…のだ…?」
「…では、お前が私を脱がせば良い…」
「……////」
ジュリアスは黙ってクラヴィスの服に手を伸ばすが―――。
「……??」
ジュリアスはクラヴィスの執務服と格闘している。
私服ならいざ知らず、他人の執務服は良くわからない…(笑)。
クラヴィスはフッと笑みを零すと、途中までするりと自分で脱いでしまった。
「……////」
ニヤリと瞳を見つめながら再度ジュリアスに口付けると、バスローブの腰紐をほどく。
ジュリアスの白く、きめの細かい肌が露になり、今まで願ってやまなかったその体にそっと触れてゆく。
「あっ////」
クラヴィスはジュリアスの体を慈しむように優しく抱き締めると、首に肩に胸にと、紅い印を付けてゆく。
「…ん…っ…、クラヴィス…?」
「……ようやく…私のものだな…?お前の心も…体も…」
「////。…そうだ…。そなたも…、私のものだろう…?」
「…私は初めから…だがな…」
「///////」
意地が悪いぞとばかりに真っ赤になって、涙目で睨むジュリアスをなだめるようにキスを落とし、手を胸へと這わす。
指が小さな突起を見つけると、そこを軽く摘んでみる。
「…んんっ……?!」
唇を塞がれたまま走る衝撃に声があげられず、体を震わすがその指は離れる事無く軽く縁をなぞったり、爪で弾いたりと攻め続ける。
「…っふ……んんっ…」
甘い息を洩らしながら体を捻るジュリアスの唇を解放してやると、空いていた方の突起も舌で愛撫する。
さっきの指とは違い、暖かく濡れた感触に、背中に甘い痺れが走る。
「…ああっ…!クラヴィス…っ、やっ…////」
強く吸いながら舌先を固く尖らせて嬲ってやると、更に抑え切れない嬌声が上がる。
「……初めてなのに、ココが感じるのか…?思ったより…感度が良いな……」
「あ…っ////…、な…んだか…っ…変…にっ……」
「…我慢するな…」
唇は胸を攻めたまま、片手をジュリアスの緩く勃ち上がっている自身に触れる。
「っ////?!あっ……そんな…っ、さわ…る…なっ////」
クラヴィスがゆっくり上下に扱いてやると、たちまち硬さを増し、先端から先走りの蜜を溢れさせてくる。
「…そんな事を言っても…すごく溢れているぞ?……自分で出していないのか…?」
「な…っ////?!そんな……事っ…しない…っ…、んんっ…」
クラヴィスの言う通り、扱くリズムと一緒に聞こえてくる、ぐちゅぐちゅと絡み付く水音で自身がどんな状態なのか嫌でもわかってしまう。
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