リクエスト小説
□闇の中の悩める光
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「…………ジュリアス?」
ひょっとして……
気が変わったなどと言うのでは無いだろうな…?
クラヴィスはそっちの方が有り得る予感に、手のかかる恋人を持った不運な自分の運命を半ば諦めていた。
「………。私は、そなたが望むのならば、…それで良いとは思っている……」
「………!!」
「だが……」
「お前は…何に憶している……?」
「…………」
「…………?」
「クラヴィス…、ここではなんだから…部屋へ行こう…」
「…………そうだな」
思い直した様に二人は当初の予定であった、寝室へと向かった。
―――――ベッドの上にペタン、と力なく座るジュリアスと、そのすぐ横に腰掛けるクラヴィス。
「……で?何だと言うのだ、ジュリアス?」
「//////…それが…」
「………?」
―――――それは、以前ジュリアスがクラヴィスに根負けしそうになった時の事。
経験の無いジュリアスは不安になり、他の守護聖達に話を聞きに行った際の出来事である。
―ここから先は、脳内妄想音声でお楽しみ下さい(笑)―
〜オリヴィエの場合〜
「え?私が初めての時が、どうだったかって話?
////なーによ、そんな話聞いて、どうするつもり?」
「………」
「ま☆イイけどね?
んー…アレはね…。相当、辛かったよ…?」
「……そ……そんなに…か…?」
「ま、ね。だって本来、ソコは受け入れる為の器官じゃ無いワケだし。
…十分慣らしたとしても…、痛みは避けられないだろうねぇ……」
「………っ」
「あ…だ、大丈夫だって、…ね?何とかなるって。
それに…ね、好きな人との愛のある行為なんだから、それはそれで大丈夫なモノなんだよ…。
ホラ、女のコだって…最初は痛い思いするだろう?…それと、同じ事だよ…?」
「//////」
「……で?」
「?」
「やっと決心、したの?」
「っ……いや、違う……」
「…なんで?チガウのに、なんでそんな話を聞きに来たって言うのさ?」
「…いずれ、参考になるかと思って…////」
「………クラヴィスも可哀想に……」
「で、では…私はこれで失礼する……」
「ハイハイ☆いつでもどうぞ?」
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