リクエスト小説

□★運命の悪戯。
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「全く……。あなたにそんな趣味があったなんて、知りませんでしたよ……?」

「………それは……」


チャーリーは見ないように扉の外で壁に背をもたれさせながら話す。


「………何です?」



「…誰も見た事の無いティムカの姿を…、俺だけが見ておきたかったんや。
最後に……って思てな…」


「……………!」


ティムカは息を呑んだ。




…………そうだった。
彼も自分と同じ様に、相当に悩み、決心をした筈だ。

何故なら、守護聖にと望まれて、拒否できる立場になかったからだ。
そう長い間、返事を引き延ばす事もできず、自分も苦しんだのだから。















「……だからといって………」


「ああ、もうエエんよ、『最後』はのうなった事やし。イヤなら、ムリせんといてや」









「……………えっ?」









「……………は?」



あからさまに戸惑った声を上げるティムカに、チャーリーも間の抜けた声を出した。





「あ……あの//////」


「…どしたん?」









「………//////も……もう、着ちゃった//////」









…………もう、………着ちゃった…?何を……?








チャーリーの頭の中で繰り返されるティムカの言葉にやっと気付き、バッと扉を全開にして中に踏み込んだ。

―――――そこには、素肌にフリフリのエプロン一枚のみを身に着けたティムカの恥じらう姿が。

シャワー上がりで、ほんのり上気した体に、恥ずかしさから頬を赤く染め、少し歩いただけでも捲れて秘所が見えてしまいそうな位短い裾をしきりに引っ張っている。


「やっ////。あ、…あんまり、見ない……で……」




くぅ〜〜〜〜〜っ////
な、なんてカワイくてエロい姿やねん////。
は、鼻血出そう………

チャーリーは両手で鼻と口を押さえている。



「……や、やっぱり変ですよね…?僕…、脱ぎ…」


「あかんって!!
自分で脱ぐなんて、絶っっっ対、許しまへんで!!」




…どっかのオカンみたいになっとるがな(笑)。




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