リクエスト小説

□惚れた弱み。
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服の上から体をまさぐられ、脱がそうとする動きに気付く。


「オ…、オイっ、…オレ…ココじゃヤだかんな…!」


勢いよく体を離し、ゼフェルは訴えた。


「そうか?俺は別に構わないけどな…。たまには違う場所ってのも興奮するぜ?」


そう言って首筋に舌を這わし、上着を脱がせてしまった。


「あっ…イ、イヤだって言ってんだろ?!」


慌ててアリオスの胸を両手で押し退ける。
ハァ、とひとつ溜め息をつくと


「…ハイハイ、わかったって。…じゃ…」

「オ…、オイまた…。アレ…か?」

「決まってるじゃねぇか」


アリオスはゼフェルの背後から脇と両膝の裏に腕を回し、いとも簡単に抱き上げる。


「……////毎回毎回ハズカシイっつーの。男にこんな事…されるのはよー…」

「何を今更言ってんだ?その男に惚れてベッドの上で抱かれるのはイイのか?」


鼻で笑うアリオスにゼフェルはカッとなる。


「なっ?!何でおめーはそーゆー……んっ?!ん……っ…////」


うるさいとばかりにいきなりアリオスに口を塞がれる。


「朝までカワイがってやるから、覚悟しろよ……?」


オッドアイのグラリとくる色気のある瞳で見詰められ、鼓動が早くなるのを感じた。


「っ……//////好きに……しろよ…」


トン、とアリオスの胸に額を埋めるゼフェルに、言い様のない愛しさを感じる。





……俺も相当、イカレちまってるな……。






額にひとつキスを落とすと、


「………愛してる」


少し恥ずかしさで潤んでいる瞳を見つめながら囁いた。

すると、みるみる内に赤く染まってゆくゼフェルの顔で、答えは聞かずともわかってしまう。






………堪んねぇよな……。マジでカワイイな、コイツ。







アリオスは苦笑しながら、この意地っ張りでカワイイ恋人を連れて、寝室へと消えて行った。













あとがき:


ギャ―――――(T-T)。
すんげーのが出来てしまいました(涙)。
甘いのが書きたかったんですけどねぇ
いっつもこんなんばっかりで……(涙)。
狼さま、どうでしょうか?ダメ出しアリですので、苦情お寄せ下さいませ。
書き直します〜(涙)。
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