リクエスト小説

□惚れた弱み。
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「クッ……、まだし足りねぇってツラだな……?」


アリオスの言葉にカッと目を見開き、頬を紅潮させる。


「なっ………?!////」

「まっ、しょうがねぇか?なんせ、一ヶ月振りだし…な?」


ニヤリ、と意地の悪い笑みを浮かべる。


「おっ…おめーがワリーんじゃねーか。
…どうせ、向こうの宇宙でせーぜーコキ使われてんだろ?」


ゼフェルは腕を組みながらプイ…と横を向いてしまった。
その頬は赤いままだ。


アリオスはゼフェルの方へ向かい合う様に机に腰掛ける。


「ま……、俺は好きでやってるからな、お前と違って…な」

「……おめー、本っ当にイヤミなヤツだな………」


ゼフェルは不機嫌な表情を一気にあらわす。


「そんなイヤミなヤツに、惚れてるんじゃねぇのか?」








コイツ……!!
何でいつもいつも…コイツはこんな余裕タップリなんだよ……。
俺だけがジタバタして……。カッコワリィ……。 







「ああ、でも俺も、お前みたいな意地っ張りにイカレちまってんだから、おあいこだよな?」

「っ!!//////
俺も……おめーにすげー会いたかった…」


視線をそらしながら、呟くゼフェルに驚くアリオス。
彼の頬にそっと手を宛てたまま、親指でそこを優しく撫でる。


「どうした……?今日はヤケに素直じゃねぇか…?」

「………////」

「そんなカワイイ事言われると…俺の方が我慢できねぇな…」


そう言って、再びゼフェルに口付ける。

それはさっきとは違い、余裕の無さを感じさせる。
舌が捕えられ、絡めたかと思えば、歯の裏から上顎を舐められ、舌先を擽られ更に奥深くへと差し入れてくる。
キスだけでまるでセックスを連想させられる様な感じをゼフェルは受けていた。





(なんか……すげーヤらしーな……////)






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