リクエスト小説
□★お風呂ェッチ。
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「………ったく、何でこのオレ様がこんな事……」
「…まあまあ、そう言わずに…ね?だって、僕だけじゃ無理なんだもの…。
レオナードに手伝ってもらって、すごく助かってるんだよ…?」
「………………」
「……ごめんね、そんなに、…イヤだった…?」
「っ…………!!////」
「……っ、ごっ……ひっ…ごめんな……っさ……」
「あ〜〜〜!!わかった、わかったから!!
頼むから、泣くなオレ様が悪かった!!大人気なかったよ…オイ、マルセル?
……ホレ、機嫌直せって」
「……んっ…んん////」
何故こんな事になっているのかというと――――。
「―――よォ、マルセル。お前がオレ様をこっちに呼ぶなんざ、珍しい事もあるもんだなァ?
お望み通り、来てやったぜェ?」
「あっ!レオナード、いらっしゃい!待ってたんだよ」
嬉しそうに顔を綻ばせるマルセルに、レオナードも自然と顔がニヤけてくる。
しかし、いつもなら自分に抱きついて、キスをねだるところなのだが、今日は…。
「ハイ、コレ。レオナード、体大きいからサイズが合うか心配だけど、多分大丈夫だから。
コレ着けて僕と一緒に庭に来て欲しいんだ?」
「…はァ?……何?
何の事だ…?オイ…」
渡されたのは、一組の軍手と、大きめのエプロン。
そして、黒いゴム長靴(笑)。
いつの間にかマルセルも同じモノを身に着け、ドアの外にいた。
「早く!!急がないと、日が暮れちゃうから!」
「はァ?…な……」
レオナードも訳がわからず、マルセルに急かされ、言われるままにソレを身に着ける(笑)。
「こっちだよ!」
マルセルは言うが早いか、外に出て行ってしまった。
「……………何だってンだよ……こりゃ?」
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