☆小説☆

□過去シリーズ!
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最近…
嫌な夢を見る…。
もし、狼夜と出逢っていなかったら…
今、俺はこの世にいないのかもしれない…。




あの時のおれはまだ幼稚園とやらに通っていた。
いつも通り楽しく。
いつもと変わらなく皆と遊んでいた。
するとそこへ、黒いスーツとサングラスを身にまとった奴等がやってきた。








黒スーツ
「風儀霞緒屡ちゃんはいますか?」
先生
「あっ…はい!霞緒屡ちゃーん!」
霞緒屡
「なに?」







俺がその場に着いた途端、黒スーツの奴等は俺を囲んだ。












霞緒屡
「…なっ…なにっ!?」
黒スーツ
「大人しくしていろ!」









そう言って、銃やらナイフやらを取り出した。










霞緒屡
「っ!?イヤッ!!」











逃げようとしたが、力で抑えつけられる。
俺は雨のように振りそそぐような攻撃を、とっさに取り出したクナイでくいとめる。

大人vs子供。
もちろん、俺がかなうわけがなかった。
一人の男のナイフが俺の腕をかすった。












霞緒屡
「…っ!」









顔をゆがめた。

そして他の男の振り上げたナイフが俺をめがけて振り下ろされた。
反射的にギュッと目を瞑った。






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