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□もしもファーヌが忍者だったら
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クリスマスの事件以来、この場所も物騒になっていた。時々小競り合いが起きるくらいに。
そして、今日も。
「一段と敵が多いな、これじゃキリが無いぜ(^ω^;)ヘラヘラ」
ブラックは、突然ヘラヘラ団を襲撃した敵を1人で迎え撃っていた。あいにく他の団員は留守にしている。
彼が先程ある人物にコッソリ伝言を送ってから30分、体力はすでに限界だった。
さらに運の無いことにもう回復アイテムも尽きようとしていた。
敵はまだ数十人いる。

―そこまでだ!

ブラックの背後から敵が飛び出してきた。何かを切り裂く音と鮮血が散った。

「間一髪…」

そこにはブラックを背後から攻撃した敵が倒れていた。
ブラックはヘラヘラした表情で立っている。
「遅いじゃないか(^ω^;)ヘラヘラ」
「これでも急いだんですよ、団長(^ω^)ヘラヘラ」
伝言を送った相手は、ヘラヘラ団の副団長…ファーヌだった。
「後は私に任せて団長は少し休んでいてください!(^ω^)ヘラヘラ」
ファーヌは素早く敵の背後に回り何人かを打ち倒した。
「さすが忍者(^ω^;)ヘラ...」
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