赫キ鬼ノ行進

□三歩目
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月影は銀時達が路地裏に入ったのを確認してあとを追っていた


そんな姿を見つけたヤクザが月影に質問してきた



ヤクザ「おい、嬢ちゃん
アンタヘルメットに銀って描いたやつとメガネとチャイナ娘を見なかったか?」


…誘拐された娘の…用心棒?



『…そこ…路地裏…私も…用…ある』



ヤクザ「本当か?じゃあ一緒に行くか?」



何を勘違いしたのかヤクザと仲間になった



「いたぞォォこっちだァァァ!!」


『見敵…必殺……』



「おォォォ!兄貴と姐さんに続けェェェ!」


掛け声と共にスクーターを蹴散らして銀時達を追う



新「わっわっわっ;来たァァ!」



銀「っていうかアレ月影じゃね?」



月影の姿を見つけた銀時は月影に走りながら声をかける



銀「ちょ月影なんd『…死ね…ロリコン』

あ゙あ゙あ゙なんか凄い勘違いされてる!」


「何?ポリゴン?」


走りながら頭を抱える銀時にキョトン顔で質問する女の子


新「しかも何だか姐さんとか言われてますよ!」


銀「もう何やってんのあの娘!何で姐さんレベルまで昇格してんの!?」


そう言いながら近くにあったゴミ箱を足で後ろに倒す

月影は身軽にジャンプして避けたが後ろのヤクザどもにヒット


その様子を見て振り返った月影に


「姐さん!俺らに構わず行ってください!」


ヤクザの一人が声をあげる


『……みんな…ありがと』



新「ちょ、銀さん何ですかあの展開;」


銀「細かいことは気にするなとりあえず一旦隠れるぜ」


そうして3人は近くのゴミの山に隠れ、ヤクザ+αが行きすぎるのを待った




――――――
――――



なるほどそういう訳だったのか


銀「まァてめーで入り込んだ世界だ、てめーで落とし前つけるこったな」


そうして俺は一人で路地裏から出た


後ろから新八が声をかけるが今は無視だ


あーどうやって誤解解くかなァー



悩みながら頭をかくと近くの壁に見慣れた姿が寄っ掛かっていた

側に俺の原チャリもある


銀「あーららーなんだ聞いてたのか?」

月影は頷くと



『…手伝い…行く?』


月影は俺の原チャリのシートを手で叩きながら言ってきた



銀「いや、俺はジャンプ買い行く
あいつらはあいつらでなんとかするだろ」


言いながら原チャリに跨がって月影に後ろに乗るよう言えば『…素直…ない』微笑みながら言われたは気のせいにしておこう







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