赫キ鬼ノ行進
□一歩目
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銀「すいませーん、チョコレートパフェとキャラメルパフェ1つー」
銀色天然パーマに死んだ魚のような目をしている男と
炎髪灼眼の眠そうな瞳の美人な女が
<でにいす>という店に来ていた
「はい、キャラメルパフェのお客様」
『うい…』
ことりと前に置かれたパフェを早速スプーンで掬って頬張る
キャラメルとアイスの甘さに思わず顔が緩んでいると
銀「うまいか?」
片肘ついていた銀時が尋ねてきた
コクリと女は頷く
銀「そりゃあ何よりだ」
そうこうしているうちに次にチョコレートパフェが来た
銀「おっ!来た来たそんじゃあいただきます」
といって、銀時が食べようとした瞬間
『銀…危ない』
ドガシャン
直後、チョコレートパフェが零れ落ちた
(゚Д゚)
銀「・・・月影、何で言わなかったの?」
銀時の顔に怒りマークがでている
それに対し月影はパクパク食べながら
『言った…銀……気づく…ない』
そしてため息をひとつ
『がっかり…』
銀「がっかりなのはこっちだよ!もっとテンション上げて言いなさい分からないでしょ!」
『ッ〜〜……疲れた…無理』
銀「え?何それ今の[ッ〜〜]って部分まさかテンション上がってたの?今の[ッ〜〜]にそんな意味が込められてたの?何その無限の可能性」
『………てれてれ(照)』
銀「え?照れてん?顔無表情のままだけどその(照)信じていいの?ってか何で照れてんだァァ!?」
『銀…ほめた……から?』
銀「疑問系?しかも褒めてないからいや、そんな月影も可愛いけど」
『ぱふぇ……うま』
「聞いてねェェェ!?あぁクソッ店長ォォォー!」
その雄叫びとともに銀時は店長を殴り飛ばした
しばらくもさもさパフェを食べてながら見ていたが
その後銀時に呼ばれて店をでた
♪