えるりっく君ち

□恐怖のご招待
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「ありゃ遊んでたんじゃねぇ!オリヴィエ姉さんはオレのこと見ると「お前はチビだから鍛えてやる」って、そりゃあもうイズミおばさんに体術教わってた時の、地獄のAメニュー越える過酷さだったんだぞ!オリヴィエ姉さん、剣道と薙刀の師範代だぞ?」
「あと弓道と合気道もね。」
「一回なんてな『オリヴィエ』ってうっかり呼び捨てにしたら……(ガクガクブルブル)」
「あっ、いいよ。無理に話さなくても!トラウマになるような話なんでしょ?兄さん真っ青だし震えてるし。」
「……こわかった。」
「でもさ、お祝いの主役はそんなに暴れないと思うよ?隊の人も来るみたいだしね。」
「…そうか。じゃあ大丈夫だな。」
「それにしてもアレックス達はなんでオレのことは仲間外れだったんだろう。」
「あぁ、それはね、前に兄さんがアレックス君の事『筋肉ダルマ』って呼んだでしょ?あれだよ。」
「え〜アレックスってそんなの根に持つような奴かぁ?」
「アレックス君はそうでもないけど…キャスリンちゃんが…」
「キャスリンはすんげぇブラコンだからな。そうか〜あれか〜。」
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